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東洋医学と夏

 二十四節気が立夏へと変わり、暦の上では夏の始まりです。

夏は、心臓、苦み、舌と深く関係しています。

東洋医学と夏

夏と心臓と赤い食材

 夏は、赤い食材がおすすめです。
心臓に良く、抗酸化成分が豊富です。

トマト、パプリカ、すいか、いちご、りんご、ざくろ、
あずき、なつめ、紅茶、赤ワイン、かに、鮭など。

紅色養心

【夏の七十二候(19〜36候)】

■19. 蛙始鳴(かわずはじめてなく)活動量が増える時期。休息も同じくらい大切です。
期間:5月5日頃〜5月9日頃
:活動量増加による疲労対策|休息の重要性
:疲労 回復 方法, 休息 重要性, 体調管理
:活動が活発になり、疲労が蓄積しやすい時期です。体を動かすだけでなく、しっかり休むことも重要です。睡眠時間の確保と質の向上を意識しましょう。バランスの取れた生活が体調維持につながります。

■20. 蚯蚓出(みみずいずる)湿気対策を。胃腸の不調に注意。
期間:5月10日頃〜5月14日頃

:湿気による不調対策|胃腸とだるさの関係
:湿気 体調不良, 胃腸 不調 原因, だるさ 改善
:湿度が上がり始め、体に余分な水分が溜まりやすくなります。胃腸の働きが低下し、だるさや食欲不振が出ることもあります。温かい食事と適度な運動で巡りを整えましょう。

■21. 竹笋生(たけのこしょうず)成長の時期。栄養バランスを意識しましょう。
期間:5月15日頃〜5月19日頃
:体を作る食事|栄養バランスの基本
:栄養バランス 食事, 健康 食事 方法, 体づくり
:成長のエネルギーが高まる時期です。栄養バランスを意識した食事を心がけることで、体の基礎が整います。偏りのない食事が健康維持につながります。

■22. 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)消化力が重要。よく噛んで食べる習慣を。
期間:5月20日頃〜5月25日頃
:消化力を高める習慣|よく噛むことの重要性
:よく噛む 効果, 消化力 改善, 胃腸ケア
:食欲が増す一方で、消化機能に負担がかかりやすい時期です。よく噛んで食べることで消化を助け、胃腸への負担を軽減できます。シンプルですが非常に重要な養生法です。

■23. 紅花栄(べにばなさかう)血行促進を意識。入浴や温活が効果的。
期間:5月26日頃〜5月30日頃
:血行促進と温活|冷えを防ぐ生活習慣
:温活 方法, 血行促進 方法, 冷え 改善
:血流を整えることで、体調全体が安定しやすくなります。入浴や軽い運動を習慣にし、体を温めましょう。継続することが重要です。

■24. 麦秋至(ばくしゅういたる)疲れが出やすい時期。早めの休養を。
期間:5月31日頃〜6月4日頃
:春の疲れをリセット|早めの休養がカギ
:春 疲れ 取れない, 疲労回復 方法, 休養 重要
:季節の変わり目の疲れが表面化しやすい時期です。無理をせず、早めに休養を取ることが重要です。体のサインを見逃さず、整える時間を確保しましょう。

■25. 螳螂生(かまきりしょうず)筋肉のケアを。ストレッチを習慣に。
期間:6月5日頃〜6月9日頃
:初夏のだるさ対策|筋肉疲労と体の重さを軽くする方法
:初夏 だるい, 筋肉疲労 回復, 体が重い 原因
:気温上昇とともに筋肉の緊張と弛緩のバランスが崩れ、だるさを感じやすくなります。この時期は軽いストレッチや入浴で筋肉をゆるめることが重要です。特に首・肩・股関節を意識的に動かすことで血流が改善し、疲労回復につながります。無理な運動は避け、整えることを優先しましょう。

■26. 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
「腐った草が蛍(ホタル)に化身する」という意味です。
湿気と熱に注意。冷房の使い方に工夫を。
期間:6月10日頃〜6月15日頃
:湿気と暑さの不調対策|自律神経を守る生活習慣
:湿気 体調不良, 夏 自律神経 乱れ, エアコン 冷え
:湿気と気温の上昇により、自律神経が乱れやすい時期です。冷房による冷えと外気温との差が体に負担をかけます。室内外の温度差を5度以内に保ち、腹部や足元を冷やさない工夫が重要です。ぬるめの入浴で体温調整機能を整えることも効果的です。

■27. 梅子黄(うめのみきばむ)胃腸が弱りやすい時期。温かい食事を心がけて。
期間:6月16日頃〜6月20日頃
:梅雨の胃腸不調対策|食欲不振とだるさの改善法
:梅雨 食欲不振, 胃腸 弱る 原因, 湿気 だるい
:湿邪の影響で胃腸機能が低下し、食欲不振や倦怠感が出やすくなります。冷たい飲食は控え、温かく消化の良い食事を中心にしましょう。特に味噌汁やおかゆは胃腸にやさしく、回復を助けます。よく噛むことも重要な養生の一つです。

■28. 乃東枯(なつかれくさかるる)水分バランスに注意。むくみ対策を。
夏枯草(かこそう)とも呼ばれるシソ科の多年草「ウツボグサ」が枯れる頃」という意味。
期間:6月21日頃〜6月25日頃
:むくみ・水分バランスの乱れ対策|梅雨後半の体調管理
:むくみ 改善 方法, 水分代謝 低下, 梅雨 体調不良
:湿気がピークを迎え、水分代謝が乱れやすい時期です。むくみや体の重だるさを感じる方が増えます。冷たい飲み物の摂りすぎを控え、常温〜温かい飲食を心がけましょう。軽い運動や入浴で巡りを整えることが、余分な水分の排出を助けます。

■29. 菖蒲華(あやめはなさく)香りを活用しリラックス。自律神経を整えましょう。
期間:6月26日頃〜6月30日頃
:自律神経を整える香りの活用|初夏のリラックス習慣
:自律神経 整える 方法, リラックス 方法, 香り 効果
:気温と湿度の上昇により、自律神経が乱れやすい時期です。香りを活用したリラックスは、心身の緊張をゆるめるのに有効です。入浴時に好きな香りを取り入れる、ゆっくり呼吸する時間を作るなど、意識的に休息を取り入れましょう。

■30. 半夏生(はんげしょうず)消化器を守る時期。食べ過ぎに注意。
半夏が生え始める頃。 半夏(からすびしゃく)という薬草が生えると田植えを終えるのが目安になります。 カラスビシャクの根茎は生薬の「半夏(はんげ)」となり、体を温め、停滞しているものを動かし、発散させる作用が。嘔吐を止め、つわりなどにも効果があるとされています。
期間:7月1日頃〜7月6日頃
:消化器を守る食養生|食べ過ぎ・飲み過ぎ対策
:食べ過ぎ 対策, 胃腸 不調 夏, 消化力 改善
:暑さにより消化機能が低下しやすく、食べ過ぎや冷たい飲食で不調が出やすい時期です。胃腸に負担をかけないよう、温かく消化の良い食事を中心にしましょう。よく噛むことも重要な養生です。

■31. 温風至(あつかぜいたる)暑さ対策を本格的に。汗のケアも重要です。
期間:7月7日頃〜7月11日頃
:熱中症予防と汗のケア|夏本番の体調管理
:熱中症 予防 方法, 汗 ケア、 夏 体調管理
:気温が一段と上がり、汗をかく量が増える時期です。水分補給だけでなく、適度な塩分補給も重要になります。汗をかいた後は放置せず、体を冷やしすぎないよう注意しましょう。体温調整機能を守ることがポイントです。

■32. 蓮始開(はすはじめてひらく)心を落ち着ける時間を。瞑想もおすすめ。
期間:7月12日頃〜7月16日頃
:心を落ち着ける習慣|夏のストレス対策
:ストレス 解消 方法, 夏 イライラ 対策, 自律神経
:暑さによるストレスで心が乱れやすい時期です。静かな時間を意識的に作り、呼吸を整えることが重要です。短時間でも良いので、目を閉じてリラックスする習慣を取り入れましょう。

■33. 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)体力維持のため適度な運動を。
春に生まれた鷹の雛が親元を離れて独り立ちできるよう、大空を飛ぶことや獲物を捕ることを覚える頃を意味します。期間:7月17日頃〜7月21日頃
:体力維持のための運動習慣|夏バテ予防の基本
:夏バテ 予防 方法, 運動 習慣 作り方, 体力 維持
:暑さで活動量が減り、体力が落ちやすい時期です。無理のない範囲で体を動かすことで、体力維持につながります。朝や夕方の涼しい時間帯を活用し、軽い運動を習慣にしましょう。

■34. 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)冷えと暑さのバランスを意識。
期間:7月22日頃〜7月27日頃
:冷えすぎに注意|冷房との上手な付き合い方
:冷房 冷え 対策, クーラー 体調不良, 夏 冷え性
:冷房の使用が増え、体の内側が冷えやすくなります。外気との温度差を調整し、羽織ものなどで冷えを防ぎましょう。特にお腹や足元の冷えに注意が必要です。

■35. 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)湿熱対策。除湿と温活の両立を。
期間:7月28日頃〜8月1日頃
:湿熱による体調不良|だるさと食欲不振の改善
:湿熱 体調不良, 夏 だるい 原因, 食欲不振 改善
:湿気と暑さが重なり、体に熱と水分がこもりやすい時期です。食欲低下や倦怠感を感じやすくなります。消化に優しい食事と十分な休養を心がけましょう。

■36. 大雨時行(たいうときどきにふる)関節痛が出やすい時期。早めのケアを。
期間:8月2日頃〜8月6日頃
:気圧変化による不調対策|頭痛・関節痛の予防
:気圧 頭痛, 天気痛 対策, 関節痛 天候
:大雨や気圧の変化により、不調が出やすい時期です。体を冷やさないことと、規則正しい生活が重要です。早めのケアで症状の悪化を防ぎましょう。

2026年の立秋は8月7日です。

 2026年8月7日は二十四節気の「立秋(りっしゅう)」。

期間でいうと8月7日~8月21日です。暦の上では早くも秋の始まりです。立秋は、暑さと秋の気配が交錯する微妙な時期です。季節の変わり目は自律神経が乱れやすいです。自律神経のバランスが崩れると、睡眠障害や体調不良を引き起こすことがあります。しっかり睡眠をとり、心身のリラックスを意識していきましょう。今までより冷たい食事を減らすことも大切です。内臓が冷えると、消化機能、免疫力が低下します。温かいものを意識して食べ、消化の良いものを中心に食事を摂りましょう。
特に、根菜類やきのこ類など、体を温める食材を取り入れることがおすすめです。立秋は、夏から秋への移行期間です。残暑厳しいこの時期をうまく乗り越えることで、秋本番を健康に迎えることができます。早め早めのケアを心がけましょう。

また、不調を感じた際は、遠慮なく当院にご相談ください。皆様の健康をサポートさせていただきます。

夏至の養生法:東洋医学から学ぶ夏至の過ごし方

東洋医学に基づく夏の体調管理の画像

2026年の夏至は6月21日(日曜日)です。夏至は1年で最も昼が長く、自然界の陽気が極まる特別な節目とされています。東洋医学では「陽気が極まって陰が生じる」タイミングと捉え、適切に養生することで夏を健やかに過ごし、秋冬に向けた体調管理を強化します。

特にこの時期は「暑さ」と「湿気」から脾胃(消化器系、胃腸)が弱くなりやすく、食欲不振や消化不良を起こしがちです。
また、心(循環器系、心臓)にも負担がかかりやすく、動悸や不眠などの症状が現れることがあります。また、梅雨期の
湿気は体内の水分代謝を阻害し、むくみやだるさを招きます。

体の熱と湿気のバランスを整えることが重要です。

東洋医学では「冬病夏治」という考え方があり、夏は体の中の寒邪を駆除する絶好のタイミングとされています。
自然界の陽の力が一番強い夏を利用して、冷え性や慢性的な体調不良を改善する大切な時期なのです。

 夏至の養生法
1 食事の工夫

 脾胃(消化器)のケア

梅雨と重なる夏至は湿邪が脾胃を弱め、食欲不振や下痢を招きやすくなります。
・朝食は必ず摂る:温かいお粥や山芋入りスープで胃腸を目覚めさせる
・冷たい飲み物を飲み過ぎない:常温のハトムギ茶や生姜湯で内臓を温める
・消化促進食材:大根おろし、納豆、長芋
をメニューに取り入れる

 食養
・酸味食材(酢の物、梅干し、レモン)で胃腸を整え、汗で失われたミネラルを補給します。
・苦味食材(セロリ、トマト)で熱を冷まし、心の負担を軽減します。
・利水作用のある、小豆、きゅうり、冬瓜、緑豆、はと麦茶でむくみを解消し、体内の余分な湿を排出します。
・清熱作用 トマト、ゴーヤ、緑茶 体の熱を冷ます
・殺菌作用 しそ・みょうが・梅干し 食中毒予防

おすすめ夏至レシピ

・梅しそご飯:抗菌作用で夏バテ防止
・梅はちみつドリンク:梅の酸味で胃腸を整え、はちみつで喉を潤します。
・冬瓜と小豆のスープ:皮ごと煮て利尿効果を高める
・緑豆と冬瓜のスープ:緑豆の解毒作用と冬瓜の利水作用で暑さを和らげる。
・トマトとバジルの冷製和え:トマトの苦味で熱を冷まし、爽やかな一品に。

2 適度な発汗でデトックス
・朝の軽めのウォーキングや踏み台昇降(10分×2回)で気血を巡らせます。
・38℃前後の半身浴を15~20分取り入れ、皮膚から余分な熱と湿を排出します。

3 心身のデトックス
・不要なものを捨てる断舎離で環境を整え、氣の流れを良くします。
・深呼吸や瞑想で自律神経を調え、精神の安定を図ります。

4 ツボ押し・お灸で気血を補う、消化機能改善
・足三里(膝下のツボ):胃腸機能を整え、疲労回復に効果的です。
・中脘:みぞおちと臍の中間にあり、胃の氣を補う要穴です。
・お灸で全身の免疫力を高め、季節の変わり目の不調を予防します。

5 生活リズムの調整
夏至は夜が短いため、早寝早起きを意識して陰を養います。特に午前7~9時は脾胃が活発な時間帯なので、しっかり朝食を摂りましょう。

まとめ

適切な食事、適度な運動、ツボ・お灸、生活リズム、早起きと朝陽浴、心身の浄化を心がけることで、暑さと湿気に負けない健やかな夏を迎えられます。これらの養生は夏の体調を整え、冬への体力貯金にもつながります。体調に不安がある方は、ぜひ当院にご相談ください。皆様の健康を全力でサポートいたします。

#夏至 #東洋医学 #養生 #鍼灸 #健康管理 #治療院

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